SSブログ

続・アンプの製作 [オーディオ]

今日はいつもより早く帰って来れたので、アンプをいじっていました。

先日組みあがって約1週間、組み上げた頃は低音がガサつく感じでしたが今ではそれも無くなり着実に良くなって来ています。

しかし低音がしっかりとして来たのが関係しているのか少し中音域のガサつきが気になりだしました。

これも変わって良い方向に変わってくれると良いのですが…

少しでも(自分好みの)良い音を出したい、そんな気持ちもあり組み上げた時はやっつけで作った電源部を改良する事にしました。

まずは今までの電源部、DC12Vから直接各アンプ部へ送られドラムの打音なんかが入ると瞬間的に多くの電力を要するため供給電力にゆらぎが発生する可能性があります。

反面、+5Vラインへは前後に電解Cを配置しリプルが抑えられています。

P1150607.jpg

こちらが新しい電源部、機器に入ったDC12Vはnichicon FWシリーズの電解C3300μF×4に入り、その後で各アンプに供給されます。

その後、7805を前後挟んだ発振防止のCは今まで積セラでしたがこれをマイラーに変更、7805のヒートシンクは発熱が少なかったので簡易なものに交換、5Vに変換されたものは同じくnichicon FWシリーズの2200μFを通って供給されます。

ちなみに余っている部品ばかりを使ったので、容量等には特に意味はありません。^^;

P1150634.jpg

ところで何故かこんな画像が…^^;

P1150625.jpg

ぢつは昨日ケースの上にステンレス製のものさしを置いていたのですが、何かの拍子に奥に落ちてスピーカー端子を直撃、さっきまで音が鳴っていたのにうんともすんとも言わなくなりました。

このパワーアンプはBTL接続なので、出力部が短絡されると心臓部が瞬殺されてしまいます。T_T

ん~スピーカーターミナルはオール金メッキで見てくれは良いのですが、こんなリスクが有ったとは…

仕方ないので心臓部であるTA2020-020を交換、特異なピン配置で基板から外すのにちょっと苦労しました。

新しい2020に交換して動作チェック、その後ケースへ取付しました。

手前の右側から2番目が+5Vのライン、本来は2020のピンが刺さりますがこれを浮かして緑色のケーブルを付け7805の出力段へ接続します。

P1150630.jpg

それと余り物を付けていた音量調節のつまみを交換、金属製でズシッとしたフィールが良い感じです。

このサイズより5mm大きいだけで価格が1.5倍以上になるので、セレクターと同じサイズになってしまいました。^^;

P1150641.jpg

これでようやく完成、電源部を良くしたお陰で気になっていた中音域のガサつきがなくなり低音も厚みが増した感じで、ナカナカ自分好みになってきました。

それと電源の入り切りに出ていたポップノイズは、電解Cの容量が良かったのか気にならないレベルになりました。

電源を切った時は演奏中だと、フェードアウトしながらきれいに消えてくれます。

ホント、アンプって面白いですね、ちょっと部品を変えただけで劇的に音が変わっていくので楽しいです。

今は余っているACアダプタ(DC12V 3.8A)を使っていますが、トロイダルトランスから供給したらさらに良くなる?かもしれませんが、費用対効果は何とも…何でも程ほどに止めておくのが吉かもしれません。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました