JALのシステム障害に巻き込まれました

今日は九州行きで出発の1時間20分前に大阪(伊丹)空港へ到着、すると有人チェックインカウンターに長蛇の列…

別に自動チェックイン機ですれば良いやと思い機械の所へ行くと全部使用禁止状態に…

な、何だ？何が有ったんだ？とJALのグランドスタッフに聞くと「システム障害が発生し現在の所、全ての便でチェックイン及び出発が出来ない状態です。」と…

マ、マヂですか…搭乗予定の熊本行き11:50発のJAL2385便も欠航と言う憂き目に…

JALの問い合わせ窓口の電話番号を教えてもらって掛けるように言われたのですが、自動音声で「只今電話が大変混みあっています、順番でお繋ぎしますのでこのまま…コロナウイルスの関係で問い合わせが集中しており約1時間ほどお待ち頂いて…」とどうにもならない状態…

先ほどのスタッフさんへこの事を伝えると、この時点で復旧の目処は立っておらず「ANAさんの便へ振り替えられないか問い合わせてみます。…空席が有るようですが如何なさいますか？」との提案を頂き、振り替えて貰う事にしました。

このやり取りをしている間に行先案内板は真っ黒に…



更にはこのような貼り紙も…



大阪(伊丹)空港は北側がJAL、南側がANAとなっているので南側ターミナルへ移動。

するとJALからの振り替え専用窓口が用意されており並ぶ列への誘導もされていました。

ANAのスタッフさんもご迷惑をお掛けしておりますと恐縮され、ANAからしたらJAL(ライバル)のお客様を乗せてあげる立場なのに自身の事のように対応してくださいました。

しかも(空いていたからでしょうけど)窓側の指定をお願いしたら前方席のチケットを発券してくれました。



こう言うのはお互いに有る事なので持ちつ持たれつなんでしょうけれど、お客の立場からみても気持ちの良い対応ですね。

飛行機を利用していると遅延や欠航と言ったトラブルに巻き込まれる事が有りますけど、こう言うトラブルの時こそレガシーの航空会社を利用して良かったと思います。

ただ搭乗予定のANA1627便は14:35発、当初は熊本に着いてから昼食と考えていたのですが伊丹空港内で頂く事にしました。

黄金鶏の何とかって言う要は鶏のから揚げがメインの定食です。



食後、12番搭乗口へ向かいます。



機体番号JA857AのボンバルディアDHC-8-Q400、つまりプロペラ機…

この機材、プロペラ機の癖に最高巡航速度667km/hと言う俊足ぶり(ターボプロップ機では最速)で同程度のジェット機(エンブラエルERJ-170)の870km/hには敵わないものの、それなりに速いのでその代償として？騒音が結構有るのと上部の物入れが超狭いので乗客の立場からするとあまり乗りたくない飛行機です。(高知にお住まいの方は拒絶反応が出る機材ですね。)(^^;)

機内は狭く、しかもアコモのようにJALのシステム障害に巻き込まれました方が多かったのか満席でビジネスマン比率はかなり高かったです。



大阪(伊丹)空港を飛び立ち左に旋回、旋回中に見える日本in日本を撮影しました。



新型コロナウイルスの影響で政府が海外渡航自粛要請しており国内線についても9日以降減便と言う事で、今のところ欠航の対象外で紆余曲折有りましたが無事に熊本空港へ到着、そこからは無料シャトルバスと豊肥本線で熊本駅、そして市中心部へ。

とりあえず明日以降の予定に影響無さそうなので、ホッとしました。

LCCだと「欠航するんで後は自分で何とかしてください、お金は後日返金しますから。」って感じですから、どうしても行かないといけない用事が有る時はレガシーの航空会社の利用が安心出来ますね。

余談ですが、熊本空港に着くと前回搭乗したジェットスターGK676便が駐機していました。

流石に今回は移動だけで結構疲れました、トラブルは勘弁願いたいですが旅にトラブルは付き物ですね。^^;