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PVCバルブと配管の交換 [車]

エンジンでは避けて通れない未燃焼(ブローバイ)ガス問題、ピストンとシリンダーの隙間からクランクケースへ抜けて行くこのブローバイガスはオイルの劣化を加速させたりと良い事は1つも有りません。

エンジンに良くないのなら外に吐き出せば(大気開放)良いじゃないなんて言うのはもってのほか、環境問題から生ガス+オイルを外にばらまく訳にはいきません。

通常はこのガスを吸気系に戻し、新しい混合気と一緒に再び燃焼室へと導く事で解消しています。

ブローバイガスはクランクケース内から車の場合はシリンダーヘッドへの通路を作って有り、そこにメターリング(PVC)バルブと言う一方通行バルブが設置されています。

これは車検の点検項目にも有り、結構重要だったりします。

kensabo.jpg

バイク(最近のは知らないのですが)にはバルブは存在せず、クランクケースとエアクリーナーボックスが直接接続されています。

場所はシリンダーヘッドインテーク側のヘッドカバーのサイドへ取り付けられています。

配管との間に付いているのがPVCバルブです。

P1070902.JPG

配管ごと外しますがゴムがもうカチカチで樹脂か?と思うほどの硬さ、そりゃ21年も経って高温に晒されていればどれもこうなってしまいますよね。

P1070903.JPG

PVCバルブはちゃんと動作していましたが無条件で交換、壊れてもいない部品をわざわざ交換するの?と言われそうですが、もう成人式を超えている車なので少しずつでも良いから手を入れたいと思うんですよね。

左が新品、右が取外品、下のグロメットも交換です。

P1070906.JPG

周りをきれいに洗浄します。

P1070907.JPG

もちろんカチカチになった配管も新品にします、こう言うクセと言うか曲がりを付けて有る配管って地味に高いんですよ。

一度に交換しようとすると目が飛び出る値段なので、弄る所で外す必要のある配管はその都度交換しようと言う作戦です。

P1080119.JPG

先ずはグロメットとPVCバルブを取付、分かり辛いですが画像右上部分です。

P1080120.JPG

配管は外す時はとても苦労したのですが、取付ける時は柔軟性が有りとても楽に出来ました。

P1080123.JPG

最後に化粧カバーを取付けて終了、このカバー放熱性を低下させているだけ機能的にはメリットどころかデメリットしか無いのですが、見た目だけは良いので取り付けています。^^;

P1070908.JPG

11810-AA500 PVCバルブ 1,518
11812-41B00 インシュレター,PCV バルブ 195
11823-AA510 ホース、ブロー バイ、A 2,060
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合計 3,773+消費税301=4,074円
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