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ホントは車検に落ちていた… [車]

今日も朝から暑い…夜は28℃から下がらない熱帯夜、今日は雲が多めでしたがそれでも34℃と溶けてしまいそうです。

帰省や海外旅行のUターンが始まっていて公共交通機関や高速道路はかなりの混雑ぶりのようですが、ずっと大阪に居たアコモは無関係…盆休みは大型連休のチャンスですがここ最近は正月休みだけと寂しいです。

先日、車の車検を受けた際に「あれっ?この車、シートベルトの警告灯って無いんですか?」と検査員に聞かれ、そう言えばアコモも見た事無いなぁ~と思い検査員の方へ「それじゃ一度エンジンを停止し再始動してみましょうか?」と言ってOFFからACC、ONまで回して暫く待っても点灯していない事を確認しSTARTでエンジン始動したけど点灯していない…

そもそもシートベルトしないで運転する事自体考えられないし警告灯自体が有る事すら気にも留めていなかったうえ、検査員の方も「あぁ~無いんだ。」で話が終わったのでアコモも古い車だから無いのかも?なんてその時は自分の都合の良いように考えてしまいました。

しかし気になったので、座席ベルト非装着時警報装置に関しての自動車審査事務規定を読むと…

「装備が必要な自動車」
普通乗用車、小型自動車、軽自動車であって、乗車定員10人以下のものには、運転者席の座席ベルトが装着されていない場合に、その旨を運転席の運転者に警報するものとして、座席ベルト非装着時警報装置を備えなければならない。
※平成6年3月31日(輸入車は7年3月31日)以前に制作された自動車については、この座席ベルト非装着時警報装置の規定は適用しない。

ぬわんと、平成6年4月以降製造の車には装備が義務化されていた…

アコモの車は平成10年6月製造なのでシートベルト警告灯は付いている筈、でもそれってどこに有るの?と説明書を読んでいくと…

P1080054.JPG

有りました、左側のHICAS警告灯の隣に…

P1080055.JPG

動作条件を見ていると、ベルト非装着時に点灯、装着時は7秒間点灯ののち消灯と記されていました。

P1080052.JPG

車の所へ行き実際にキーをONにすると、やはり点灯していない。

P1080057.JPG

ん~これは由々しき事態、運良くお目こぼしが有っただけで厳しい検査員の方に当たっていたら落とされていたかもしれない…

色んな所を点検したし、警告灯もABSやブレーキ、エアバッグ等チェックしたけれど、このシートベルト警告灯は盲点でした。(深く反省)

知らなかったとは言え、当然こんな整備不良な状態を放置してはおけません。(知らないでは済ませられないので更に反省)

点灯自体しないのでバックルの接触不良ではなく恐らく球切れでしょう、ハンドルコラム周りをバラしてメーターユニットをズラして裏から入れて有る電球をソケットごと抜き取ります。

P1080062.JPG

左が取外し品で右が新品、電球は↓の時に購入しストックして有るのでこれを使います。

取り外し品の電球がかなり黒く煤けて切れていると言う事は前オーナーは日常的にシートベルトをしていなくて点灯しっ放しだったと言う事でしょうか…ワンオーナー車なので前オーナーの人物像が垣間見られますね。

メーター球の交換
https://akomo.blog.so-net.ne.jp/2017-10-12

P1080061.JPG

交換後はちゃんと点灯したので、やはり球切れだったようです。

ただ14V 1.4Wが手持ちに無かったので14V 3Wのものを使ったので他の警告灯より明るくなってしまいましたが、交換作業時間は15分程度で済みますから又の機会に交換しようと思います。

ベルト装着時は消灯し、ACCからONに回した時にも7秒点灯後消灯したので制御回路も正常だと確認出来ました。

P1080064.JPG

後は元に戻して作業終了、何度もユーザー車検で通してそれなりの経験値は有るつもりでしたけれど、慣れているが故の落とし穴ですね。

P1080065.JPG

車検2年付で購入したので、多分(ですけど)前回の車検時にも見過ごされて通っちゃって、そのままアコモの元に納車されたので(警告灯が)点かなくても「これが仕様(当たり前)なんだろう。」と思っていたのがマズかったです。

車の車検基準はドンドン変わっていくので、20年以上前の車とかだと改正前の基準なのか改正後の基準なのかの線引きをあいまいにしがちなので、たまには基準を読み返しておかないといけませんね。^^;
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