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急性膵炎・胆石 その2~入院1日目 [急性膵炎・胆石]

何とか会社へ連絡出来て入院出来る事となり一先ずは安心、リンゲルの点滴を受けて痛み止めも打ってもらいます。

しかし痛みは完全に消えず、時折刺すような痛みで顔が歪みます。

とりあえず病室へ移動となりましたが、まずは看護師が常駐している病室で一時待機、空きベッドの用意が出来たら、そこへ移動しますとの事。

ここに居る患者さんたちは毛色が違います、「助けて」とか「飛び降りて死ぬ」とか…

しかも看護師さんの電話を聞いていると、「暴れるので手足固定、認知度3…」みたいな話をされていました。

病室が決まったようでそちらへ移動、10人部屋の所謂「大部屋」と言う奴で運良く一番奥の窓側になりました。

病室が決まって少し落ち着いたからでしょうか、ふと「着替えとか全く無いよなぁ…」なんて…

通常、入院すると言えば事前に分かっていてしっかりと準備して病院へ行きますが、アコモの場合はすぐに帰るつもりだったのでほぼ裸一貫の状態、所持金は4000円余りしかなく大量の点滴をぶら下げているので外出は不可能です。

「昨夜、お風呂に入って着替えたばかりだから明日までにどうするか決めよう。」と一旦話を置いて、家族に電話して「緊急入院する事になった。」と伝えておきました。

幸い、携帯電話とツーリング用にといつもバッグに忍ばせているコンパクトデジが有ったので、入院の記録が出来そうです。

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主治医と担当看護士を紹介され、そこで更なる衝撃的な事を告げられる事になりました。

「消化器官を使うと膵臓が刺激され病状が悪化するので、薬も栄養も全て点滴で行ないます。なので絶飲食とします、水を飲むのもダメです。」と言われ、こんな張り紙が…T_T

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そ、そんな…食べるのが楽しみなのに、それすらもダメだなんて…orz

病室は10人部屋、そして食事の時間になると部屋を満す良い匂い…マヂで拷問です。(>_<)

そして入院時検査ですが大量の点滴袋がある為、生まれて初めて車椅子に乗って院内を移動、これって結構恥ずかしいですね「いい若いモンが…」みたいな目で見られているようで…^^;

最初にMRI、MRIと言えば脂肪腫の時に登場したあの土管のような機械です。

先生から「今回は細かい指示を出しますので、耳栓無しで進めます。」と言われ、お腹の上に網目状のものを乗せられてベルトで固定されほぼ身動きが取れない状態での検査となりました。

殆ど目を閉じていたのと意識が朦朧としていたので閉所恐怖症による不安は出ませんでした。

次に採血、心電図、エコー検査を受けて再び病室へ戻りました。

そして体内には大量のリンゲルや抗生物質が点滴で投与されるのですが昼夜関係無しに投与されるので、当然トイレが近くなるのですがこの間隔が凄まじく短くて数十分置きにやって来ます。

しかも病院のベッドは硬く、仰向けでいると背中が痛くなって来ます。

かと言って横になろうとすると腹部から鋭い痛みが出るので、それも出来ません。

夕方少し前あたりに家族が来てくれました、不足しているものを持って来て貰える事になり入院生活は何とか出来そうです。

夜になって39℃近い発熱が有り、ナースコールを押して解熱剤を右腕に筋肉注射してもらいました。

久しぶりの筋肉注射でしたが結構痛いですね、でも効きは最高で数十分もすれば熱が引いていく感じが分かります。

結局、トイレに立ったり殆ど寝られず朝を迎えました。(画像はイメージです)

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