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リヤブレーキABS復活計画 その11~新たなセンサープレートを購入、取付金具の製作 [バイク]

昨年の9/19以来、約1年間棚上げしていたリヤブレーキABS復活計画ですが、電装システムの再構築の一環と車検に係わる部分でも有るので少しだけ?進める事にします。

何せあれもこれもと手を出しているので全然前に進まず1つの事に集中してすればもっと早く解決しそうですが何せバイク版サグラダ・ファミリア、相も変わらず亀の歩みで進めています。

今回は数ヶ月前に入手した新たなセンサープレート、5穴タイプの物がナカナカ見つからず半年以上掛かってようやく見つかりました。

見た事も聞いた事も無いメーカーのバイクに取付けられていた物ですが、取付が5穴でスリット数がリヤと同じと言う事でセンサープレートとしてはかなり高価でしたが他に選択肢も無い事から購入しました。

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取付はタイヤ交換の期に…と企んでいたので、これを取付るステーを製作します。

ブレーキローターの取付径は150mm、対してセンサープレートは2つ先の穴までの距離が123.5mmだったので多分取付径は130mmでしょう、そうなると穴と穴との間隔が10mmしかないので前回みたいに穴と穴との間へズラす必要が有りますが今度は5穴ですからズラすとしても360÷10=36度と言う中途半端な角度です。

これだと1:2:√3とかが使えないので余弦定理を持ち出します。

前回同様、三角形を2つの直角三角形に分割する作戦で斜辺が130÷2=65mmで挟角36度の直角三角形となるので、高さは65×sin36°≒38.207で底辺は65×cos36°≒52.585、隣り合う直角三角形は底辺が150÷2=75から先の52.585を引いて22.415ですから、求めるべき斜辺は√38.207^2+22.415^2=44.2968となります。

ホント学校で習う勉強の中で算数って一番役に立ちますね、流石に微積分とか数学のレベルは使う事ないですし勿論国語とか解読力も大事ですけれど、四則演算をはじめ関数や定理って日常的に使うので今更ながら勉強しておいて良かったと思います。

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ボルトの頭径を考慮して穴中心部から5mmとすると44.3+5×2=54.3mmで切り出します。

母材は前回と同様アルミA6063材の横幅15mm、肉厚3mmですが、相も変わらず鉄ノコで切らないといけません腕がパンパンになります。^^;

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ボール盤で5枚纏めて穴を開けていきます、最初は3mmで1mmずつ径を上げていきます。

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仮組みをしてみました、今回はセンサープレートの穴径が8mmと大きかったので敢えてM6のボルトを用いコンパクトに収まるようにし、又調整も出来るようにしているのでこの時点では中心が出ていません。

調整が出来るようにしたのは外車のパーツなので、万一インチ単位で設計されている場合合わなくなってしまうのを避ける為です。

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良い感じに出来たので、バ〇の1つ覚えで真っ黒に塗装します。

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今日はここまで、もう暑くて暑くて汗が止まらず体も直ぐにダルくなってしまい作業が進みません。

車検までの日数が無く、ちょっと間に合いそうにないので電装システムの再構築プランは一旦棚上げして車検を通す事を優先したいと思います。
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