富士山登山体験 その1~山梨県から五合目、そして初登山で八合目へ [ハイキング]
今日は金曜日ですが、お休みを頂いているので会社では無く梅田のバス乗り場へ向かいます。
現地で着替えが出来るので普段着に着替え、登山時に着用する服と靴は青森旅行(弘前)でも活躍した肩から掛けれるトートバッグに詰め、後はリュックを背負って最寄駅から大阪の中心部「梅田」へ向かいます。
都市のビル街を歩きますが、朝はやっぱり気持ち良い!
今日は富士山の八合目を目指しますが、"富士"と言えばやはり寝台特急「富士」で東京~西鹿児島(現 鹿児島中央)を日豊本線経由で結んだ正に「日本一」長い距離を走る寝台列車でした。(画像は1988年に撮影した東京駅での機回しシーン)
こちらは「はやぶさ」との併結となった最後の形態、牽引機も出力3900kwを誇るEF66に変わっています。(画像は遅延時に大阪府内で撮影)
列車の他にも「最上級」、「日本一」を冠する物の名前には好んで「富士」が用いられていますね。
閑話休題。
バスに乗車します、3,000円のプレミアム料金で豪華な3列シートです。
ツアー名には「ジャムジャム富士登山」の文字!
次の経由地である難波に立ち寄り阪神高速から名神、新名神、伊勢湾岸、そして新東名を走ります。
奇しくも1ヶ月ほど前に春の全国ミーティングで走って来たばかりの道を今度はバスで通るとは…
お昼ご飯を食べるべく藤枝パーキングエリアに停車します。
この後、山に登る訳ですからあまりに脂っこい物とか消化の悪い物は避けておかないと…
ツアーに同行されていた方はそんなのお構いなしでガンガンと重い物を食べておられました、羨ましい…以前なら何杯でも食べられたご飯も今では一人前ですら多いと感じてしまう時が有るくらいです。
そんな中チョイスしたのはくるみそば、確か長野県のソウルフードだったと思いますが一度食べに行きたいと思っていたんですよね。
これから行く山梨県とは隣接県になりますから、ここで食べるのもアリかなと頂く事にしました。
ごまベースの付けタレにトッピングのクルミが絡んで蕎麦の味を引き立てます、普段は蕎麦そのものを楽しむ感じですが、こう言うトッピング系の蕎麦も良いですね。
バスは御殿場JCTから新御殿場ICへ進み新東名を流出、東富士五湖道路を走り富士スバルラインから登り始め山梨県側の五合目に到着、静岡県側の標高は約2,400mですが、裏側の山梨県側は約2,300mと100m低い…でもこちら側から登るのが人気なんだそうです。
ここで空気の薄さに体を慣らしてから富士山に登っていきます、空気が薄い環境と言えば飛行機に搭乗している時くらいかな?約0.8気圧で標高2,000m程度だそうです。
トップスは速乾シャツに長袖Tシャツ、ボトムスはしまむらの何とかパッチにユニクロの感動パンツ、靴下はしまむら製パイル地のものを2枚重ね、靴は勿論登山靴に履き替えて金剛杖を購入。
何処まで登れるのか分かりませんが、せっせと課金して焼き印を押してもらおうと思います。
登山ルックに着替えて少し散策、大きな建物は五合目レストハウスで3Fには標高2,305mと記されており1Fには郵便局が常駐しています。
こちらがその郵便局、帰りに何かを買おうと思っていたのですが忘れてしまいました。^^;
こんな看板も…
ガイドさんが集合の掛け声の元、20名程度で登り始めます。
初めてだし途中でリタイヤしても良いし、ご来光が悪天候で見られなくても良いし見られたとしても頂上でなくても良い、確かめたいのは今の自分がどこまで進めるのかと言う答え(と言うか限界)を知りたいだけなんです。
私的に先ず目標としているのは標高3,000mを超える事、そして第2の目標は宿泊地点である八合目、そこから先はボーナスステージで進めても進めなくても今回は満足と言う設定をしました。
お馬さんが待機していました馬方衆の方々ですね、7合目まではお馬さんで運んで貰う事も出来るそうです。(骨折等で途中リタイヤの場合はブルトーザーとかのお世話になる事になるそうですが運賃が5諭吉程掛かるとか…怖)
登りはじめるのかと思いきやイキナリの下りの連続、帰りは上りとなるのでこれは罰ゲームか?と思う傾斜でした。
登り始めて最初は勾配も緩く足元も不整地路って感じで途中に落石シェルターなんかも有ってイージーモードですが…
六合目に有る富士山安全保全センター、ヘルメットの貸し出しや登山に際しての注意喚起パンフレットの配布等をされています。
少しずつ、少しずつ、しかも確実に勾配は急になり山道らしい道になっていきます。
先ずは七合目の「花小屋」さんへ到着、飾られているお花たちは造花です。
何故ならここは標高2,700m、7/1 19:00時点で気温は14.5℃しか有りません、大阪だと27~30℃程度ですから随分と低いです。
ここで金剛杖に最初の焼き印をしてもらいます、つまり最低でも2,700mまで登らないと焼き印はしてもらえないのです。
お値段は300円、金剛杖については賛否両論が有り私的な見解では「金剛杖は実用性はイマイチでも記念になる、ストックポールは実用性はピカイチでも何の記念にもならない。」と言った感じでしょうか…
なので、初めての富士山登山ですから、是非記念になる物が欲しかったんです。
こちらが最初にしてもらった焼き印、七合目と二七〇〇米がググッと来ます。
ツアーの同行者の中に最高齢69歳とお年を召された方々が3名ほど参加されていましたが、ペースに付いて行けずガイドさんも1名の為本隊も遅れが生ずる事となりました。
ガイドさんとしては苦渋の決断でしょうが、七合目の山小屋へ宿泊する事と翌日下山される事を推奨し、本隊と切り離す事となりました。
私をも含め周囲の方々からは69歳と言うご高齢にも拘わらず富士山への登山へ挑戦されたと言う肯定的な意見が多数でした、若しかしたら彼らのせいで私たちが遅れて睡眠時間も削がれると否定的な意見も有ったかもしれませんが、ツアーとは有る意味良くも悪くも運命共同体なのですから…
こちらは標高3,150mに立つ山小屋「蓬莱館」さんから見る富士吉田市街の夜景、これを見た時普段は当たり前過ぎて何とも感じていないインフラが有る事を何と素晴らしい事なんだと実感しました。
そして今日の宿泊地「白雲荘」さんに到着、ここで標高は3,200mと北岳の3,192mを超えています。
つまり頭上に有るのは今上りつつある富士山のみと言う事になります。
22:35と、とても遅くなった夕食(と言うか夜食?)のソーセージとハンバーグが入ったカレーライス、これを日本第二位の北岳を足元に標高3,200mで頂けるとは…まさに感無量。
お味の方は美味しく感じました、やはり疲労は最高のレシピの1つと言う事でしょうか…
因みに販売されている物のお値段は八合目価格、高いって?いえいえ贅沢を言ってはいけません、高いのは値段だけでなく標高も高いのですから、この場所で「買える」事に感謝しなくては…
寝床はこんな感じで二段のカプセルホテル風で寝袋と枕、毛布がセットされていて、間の仕切りは布製ですので音とかは筒抜けです。
山小屋と言うと半畳一人と言うイメージでしたので、その二段ベッドと言った感じでしょうか。
こちらで1:15までの2時間半、文字通りの仮眠です、おやすみなさい Zzz…
現地で着替えが出来るので普段着に着替え、登山時に着用する服と靴は青森旅行(弘前)でも活躍した肩から掛けれるトートバッグに詰め、後はリュックを背負って最寄駅から大阪の中心部「梅田」へ向かいます。
都市のビル街を歩きますが、朝はやっぱり気持ち良い!
今日は富士山の八合目を目指しますが、"富士"と言えばやはり寝台特急「富士」で東京~西鹿児島(現 鹿児島中央)を日豊本線経由で結んだ正に「日本一」長い距離を走る寝台列車でした。(画像は1988年に撮影した東京駅での機回しシーン)
こちらは「はやぶさ」との併結となった最後の形態、牽引機も出力3900kwを誇るEF66に変わっています。(画像は遅延時に大阪府内で撮影)
列車の他にも「最上級」、「日本一」を冠する物の名前には好んで「富士」が用いられていますね。
閑話休題。
バスに乗車します、3,000円のプレミアム料金で豪華な3列シートです。
ツアー名には「ジャムジャム富士登山」の文字!
次の経由地である難波に立ち寄り阪神高速から名神、新名神、伊勢湾岸、そして新東名を走ります。
奇しくも1ヶ月ほど前に春の全国ミーティングで走って来たばかりの道を今度はバスで通るとは…
お昼ご飯を食べるべく藤枝パーキングエリアに停車します。
この後、山に登る訳ですからあまりに脂っこい物とか消化の悪い物は避けておかないと…
ツアーに同行されていた方はそんなのお構いなしでガンガンと重い物を食べておられました、羨ましい…以前なら何杯でも食べられたご飯も今では一人前ですら多いと感じてしまう時が有るくらいです。
そんな中チョイスしたのはくるみそば、確か長野県のソウルフードだったと思いますが一度食べに行きたいと思っていたんですよね。
これから行く山梨県とは隣接県になりますから、ここで食べるのもアリかなと頂く事にしました。
ごまベースの付けタレにトッピングのクルミが絡んで蕎麦の味を引き立てます、普段は蕎麦そのものを楽しむ感じですが、こう言うトッピング系の蕎麦も良いですね。
バスは御殿場JCTから新御殿場ICへ進み新東名を流出、東富士五湖道路を走り富士スバルラインから登り始め山梨県側の五合目に到着、静岡県側の標高は約2,400mですが、裏側の山梨県側は約2,300mと100m低い…でもこちら側から登るのが人気なんだそうです。
ここで空気の薄さに体を慣らしてから富士山に登っていきます、空気が薄い環境と言えば飛行機に搭乗している時くらいかな?約0.8気圧で標高2,000m程度だそうです。
トップスは速乾シャツに長袖Tシャツ、ボトムスはしまむらの何とかパッチにユニクロの感動パンツ、靴下はしまむら製パイル地のものを2枚重ね、靴は勿論登山靴に履き替えて金剛杖を購入。
何処まで登れるのか分かりませんが、せっせと課金して焼き印を押してもらおうと思います。
登山ルックに着替えて少し散策、大きな建物は五合目レストハウスで3Fには標高2,305mと記されており1Fには郵便局が常駐しています。
こちらがその郵便局、帰りに何かを買おうと思っていたのですが忘れてしまいました。^^;
こんな看板も…
ガイドさんが集合の掛け声の元、20名程度で登り始めます。
初めてだし途中でリタイヤしても良いし、ご来光が悪天候で見られなくても良いし見られたとしても頂上でなくても良い、確かめたいのは今の自分がどこまで進めるのかと言う答え(と言うか限界)を知りたいだけなんです。
私的に先ず目標としているのは標高3,000mを超える事、そして第2の目標は宿泊地点である八合目、そこから先はボーナスステージで進めても進めなくても今回は満足と言う設定をしました。
お馬さんが待機していました馬方衆の方々ですね、7合目まではお馬さんで運んで貰う事も出来るそうです。(骨折等で途中リタイヤの場合はブルトーザーとかのお世話になる事になるそうですが運賃が5諭吉程掛かるとか…怖)
登りはじめるのかと思いきやイキナリの下りの連続、帰りは上りとなるのでこれは罰ゲームか?と思う傾斜でした。
登り始めて最初は勾配も緩く足元も不整地路って感じで途中に落石シェルターなんかも有ってイージーモードですが…
六合目に有る富士山安全保全センター、ヘルメットの貸し出しや登山に際しての注意喚起パンフレットの配布等をされています。
少しずつ、少しずつ、しかも確実に勾配は急になり山道らしい道になっていきます。
先ずは七合目の「花小屋」さんへ到着、飾られているお花たちは造花です。
何故ならここは標高2,700m、7/1 19:00時点で気温は14.5℃しか有りません、大阪だと27~30℃程度ですから随分と低いです。
ここで金剛杖に最初の焼き印をしてもらいます、つまり最低でも2,700mまで登らないと焼き印はしてもらえないのです。
お値段は300円、金剛杖については賛否両論が有り私的な見解では「金剛杖は実用性はイマイチでも記念になる、ストックポールは実用性はピカイチでも何の記念にもならない。」と言った感じでしょうか…
なので、初めての富士山登山ですから、是非記念になる物が欲しかったんです。
こちらが最初にしてもらった焼き印、七合目と二七〇〇米がググッと来ます。
ツアーの同行者の中に最高齢69歳とお年を召された方々が3名ほど参加されていましたが、ペースに付いて行けずガイドさんも1名の為本隊も遅れが生ずる事となりました。
ガイドさんとしては苦渋の決断でしょうが、七合目の山小屋へ宿泊する事と翌日下山される事を推奨し、本隊と切り離す事となりました。
私をも含め周囲の方々からは69歳と言うご高齢にも拘わらず富士山への登山へ挑戦されたと言う肯定的な意見が多数でした、若しかしたら彼らのせいで私たちが遅れて睡眠時間も削がれると否定的な意見も有ったかもしれませんが、ツアーとは有る意味良くも悪くも運命共同体なのですから…
こちらは標高3,150mに立つ山小屋「蓬莱館」さんから見る富士吉田市街の夜景、これを見た時普段は当たり前過ぎて何とも感じていないインフラが有る事を何と素晴らしい事なんだと実感しました。
そして今日の宿泊地「白雲荘」さんに到着、ここで標高は3,200mと北岳の3,192mを超えています。
つまり頭上に有るのは今上りつつある富士山のみと言う事になります。
22:35と、とても遅くなった夕食(と言うか夜食?)のソーセージとハンバーグが入ったカレーライス、これを日本第二位の北岳を足元に標高3,200mで頂けるとは…まさに感無量。
お味の方は美味しく感じました、やはり疲労は最高のレシピの1つと言う事でしょうか…
因みに販売されている物のお値段は八合目価格、高いって?いえいえ贅沢を言ってはいけません、高いのは値段だけでなく標高も高いのですから、この場所で「買える」事に感謝しなくては…
寝床はこんな感じで二段のカプセルホテル風で寝袋と枕、毛布がセットされていて、間の仕切りは布製ですので音とかは筒抜けです。
山小屋と言うと半畳一人と言うイメージでしたので、その二段ベッドと言った感じでしょうか。
こちらで1:15までの2時間半、文字通りの仮眠です、おやすみなさい Zzz…
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