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EF65 500番台やEF64 0番台、185系等が終焉 [鉄道]

3月になりダイヤ改正の月となりましたが、これを機に国鉄型車両の引退が相次いで、日に日に寂しい思いが募って来ます。。

現在、唯一残る高崎機関区配置のEF65 501、言わずもながら新性能直流電気機関車のベストセラーEF65の中に有って旅客型かつ高速運転に対応し"特急色"を纏ったその姿は幼少の頃から現在に至るまで最も好きな機関車です。

端子電圧750V時に定格出力425kWを発生するMT52電動機を6つ搭載し2,550kWの出力を誇り、力強く多くの客車を高速で牽引する列車の先頭に立つ機関車に、アコモは完全に憑りつかれていました。

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ブルートレインはその後、同形式の1,000番台、そして端子電圧750V時に定格出力650kWを発生するMT56電動機を6つ搭載し当時最強と謳われた3,900kWの出力を誇るEF66へとバトンタッチされ終焉を迎えました。

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一方、勾配線区用に開発されたEF64 0(基本)番台は下り坂で威力を発揮する発電ブレーキを多用する事からサイドパネルには大型の空気取り入れ口が設けられているのが特徴で、出力は先のEF65と同じMT52を6基搭載し2,550kWとなっています。

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こちらも改良型が開発されましたが、相違点が多く別形式となる予定でしたが新形式となると導入に動労と交渉しなければならず、時間も労力も掛かる事から1,000番台とされた為に同形式ながらほぼ別物の容姿となっています。

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又、電車の方も特急型の185系が引退となりますね。

この車両も長いです、この車両を元に設計された近郊型の117系は2代目新快速"シティーライナー"として活躍しました。

関東では「踊り子」や急行停車駅なのに特急車両だから特急料金が必要と言われる"新特急"ならぬ"インチキ特急"と呼称された「草津」等でも活躍しました。

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私鉄の方だと近鉄12000系ですね、"スナックカー"との愛称でも親しまれ前面貫通扉に埋め込まれた種別・行先表示は幼少の頃は特急のみが掲出され、行先は左右の標識灯上に設置され中でも名阪特急の一部には行き先の他に"ノンストップ"も掲出されていました。

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あと京阪の5000系もですね、仲間内では「ドアが走っている」と呼称され日中に誤ってラッシュ時のみ使用される第2,4ドアの前に並んでいる方を見掛ける事も無くなりますね。

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いずれも40~50年経過している車両なので引退しても不思議では無いのですが、幼少の頃より見慣れた車両が居なくなってしまうのは寂しいです。

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