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関八州見晴台へ [ハイキング]

今週は水曜日がお休みだったのですが、月曜日のお昼に同僚から「お休みを変わって欲しい。」と言われ、ソロツーリングにでも行こうかと思っていただけなのでまぁ良いかと交代する事にしました。

急遽、翌日の火曜日がお休みになったので行き先を決めようかと思って先ずは各地の天気予報を見ると翌日は意外と気温が低いようなので、それなら秋まではお預けと思っていたハイキングへ行く事にしました。

と、言うのも先日の子の権現へ行って吾野駅へ戻った際に「関八州見晴台」と言うのが気になっていたので秋イチに行こうかと決めていたのですが、ソロツーリングは真夏でも行けるがハイキングはムリと言う事で(他にも理由は有るのですが)今回はハイキングを優先する事にしました。

関八州とは関東八か国の総称で武蔵、相模、上野、下野、上総、下総、安房、常陸を指すそうで、それらが一望出来る見晴らし台って事のようです。

寝ぼけ眼のまま準備をして登山靴を履いて電車へ乗車、秩父へ向かう電車は4000系で2扉車のセミクロスシートとなっており朝早くなので乗車人数も少なくハイキングの恰好をしていても全然気になりません。(と、言うか乗っている方の殆どがハイキングの恰好をしています。)

余談ですがこの4000系、下回りは101系のものを流用していて、所謂「上物」だけが新造されています。

西武鉄道はこのテのパターンが多く、現在新宿線で活躍しているニューレッドアローこと10000系も先代のレッドアロー5000系のものを用いています。

まぁ、回生に対応出来ない変電所を守る為と言う裏事情が有るのですが…^^;

西武秩父線の武蔵丘信号場では西武001系「ラビュー」D編成との行き違い停車が有りました、本来はまだ西武池袋線なのですが俗称として池袋~飯能を西武池袋線、それ以遠を西武秩父線、列車種別も池袋線が普通、秩父線を各停と呼称されていますが、正式には吾野までが池袋線、それ以遠が秩父線です。

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ローカル路線になると1駅1駅の間隔が長いです、たった1駅と言えど侮れないです。

そんなこんなで西吾野駅へ到着、下車したのは初めてになります。

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途中に有る高山不動尊まで50分と有りました。

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駅を出て間もなく同じハイキングをされている方とお会いしました、エンド部がポールを水平方向に握るストックタイプではなく垂直方向に握るT字の柄の付いたポールを2つお持ちの方で膝を痛められているので必須との事でした。

アコモも昨夏に富士山へ登った際に金剛杖のお蔭で下りがとても助けられたのでポールの必要性を強く感じており「有れば良いな。」とは思いつつ、今のところは本格的な登山は視野に入れておらず飽くまでライトなハイキングしか考えていないので現時点では購入の予定は有りません。(と言うか単に経済力が無いとも…^^;)

看板は出ているのですが、時に出ていない時も有り何度か道を間違えながら進みました。

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高山不動尊に到着、1300年以上前の白雉5年(西暦654年)に創建されたと言う由緒あるもののようです。

参拝をして奥の院である関八州見晴台へ向かいます。

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関八州見晴台へ登る入口へやってきました、こちらも例に洩れず急勾配が待ち受けていますが山頂では無いのでこれまでの急坂と比べればイージーです。

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そして標高771.1mの関八州見晴台に到着、標高では前回の子の権現 天龍寺のスカイツリーと同じ634mを更新しました。

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そして眺望、曇天で梅雨の中休みと言う事で全く期待はしていませんでしたが、前回行った天覚山や大高山を見る事が出来ました。

赤印の左が天覚山、右が大高山です。

登った山を「上から見る」と言うのは人生と同じで登れば下が見え当時の自身がどれだけちっぽけな存在だったと言う事と、又上には上があり現状に甘んじてはいけないと言う事を思い返します。

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奥の院から高山不動尊へ戻る際に駅近くでお会いした方と再会しました、20分弱お話をさせて頂き色々とためになる知識をお教え頂きました。

何せ埼玉県へ来て3ヶ月半しか経っていませんし登山靴を履いてハイキングするのもこれでまだ2回目ですから、土地勘も無くハイキング歴もズブの素人同然レベルなので、地名もロクに読めません。

顔振峠も「かおぶりとうげ」と呼称していたのですが、正しくは「かあぶりとうげ」なのだそうです。

お話の後お別れのご挨拶、高山不動尊を抜けて前回と同じゴール地点である吾野駅を目指します。

帰路も途中道の迷いそうになりました、看板によっては吾野駅はこっちと書いてあるのですが、これは一般道からの分岐でこんなの出されたら、そのまま一般道なのかハイキング道に入るのか全く分かりません。

吾野駅って書いてくれていれば迷わず行けたのですが…山岳地図?を広げてみてハイキング道へ入るのが正しいと分かりました。

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吾野は宿場町として栄えたようで看板が立っていました、これが見えたら駅はもうすぐです。

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無事に吾野駅へ到着、丁度休暇村 奥武蔵の送迎バスが到着した時で前回と違い駅前はやや賑やかになっていました。

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今回もアプリを利用していたのでハイキングの記録が出ていました。

距離12.9km、所要時間3時間52分、累計登り765m、同下り814mと前回には及びませんが登山靴を履いた時の違和感は無くなっていたので馴染みは良くなったと思います。

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