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電装システム改良 その8~制御ユニットの製作 パート2 [バイク]

一時はフルードまみれにされ疫病神級のパーツが取り付けられた満身創痍のバイク君を見ると"あの時"の嫌な思い出しか浮かんで来なかったので、暫くはバイクとの距離を取り富士山登山等でストレスを発散させてようやく…の筈が多忙モード発動で「3連休?何それ美味しいの?」状態でしたが、今日は久しぶりにゆっくり出来ると有って午前中に買い物を済ませ午後からお家で巣ごもり状態…と、言うかあまりの暑さに外出する気力が失せてしまいます。

今日は肉体的では無く登山時は殆ど使っていなかった脳ミソに運動をさせるべく食あたり以降止めていた制御ユニットの製作を進めていきたいと思います。

制御ユニットについては色々検討の結果、ユニットを操作、結線、表示の3つに分割する事としました。

今回は操作ユニットとの配線にヒョロヒョロの多芯ケーブルを使用した事で駆動電力の直接制御が出来無いので結線ユニットを製作します。

既に分割しているので大きさについては多少制限が緩和されていますが、それでもステアリング機構を邪魔する事なく配置したいので出来るだけ小さく纏めたい所です。

先日、日本橋でんき街で不足していたパーツを購入しましたがコネクター関係がかなり欠品しており、かと言って(防水タイプの)高価なコネクターには手が出ませんのでアンフェノールの25Pinしか選択肢が無い状況でした。

昔のPCなんかで良く使われていたものですが最近は見なくなりました、シリアル通信が主となり多芯コネクターはVGAくらいしか残っていないですからねぇ~

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更に25Pinと言うのにも制約が有ります、本来は14ピンと16ピンの計30ピンで行きたかったのですが、25ピンだと5ピン足りません。

電源系の配線を整理する事で3ピンは節約出来たのですが、それでもまだ2ピン足らなくなってしまいました。

ん~どうするか…表示させる内容を減らせば済む話だけれどそれでは納得出来ないし…と、考えていたらグリップヒーターの表示に目が留まりました。

グリップヒーターは赤色LED5つで動作表示するようになっているので5ピンも消費してしまいます。

それなら2進数に置き換えて1を"1"、2を"10"と言う風に置き換えれば5は"101"と信号線で3本、電源系は+2.5Vが必要ですが表示ユニット内部で降圧させれば計3本と2ピン節約出来ます。

これなら25ピンでもイケる!っと、部品箱からロジックICを探して早速グリップヒーターの基盤から配線してテスト…

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テストは良好でしたので、操作部からと表示部への配線にコネクターを取り付けました。

P1270239.JPG

次に基盤に組んでいきますが狭小のボックス内に収めるべく出来るだけ小さく作ります。

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ボックスへ仮組みしてみました、結線は全部していませんが何とかこのケースで収まってくれそうな感じです。

P1270237.JPG

これでコネクターの問題は解決出来ました、表示部にデコーダー回路を組む必要が出てしまいましたがデコーダー用のロジックICは手持ちに有るので結線ユニットの続きと表示ユニット製作は後日としたいと思います。
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