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長距離ツーリング後の修理 その2~リヤキャリパー再取付・クラッチスイッチの取付・レバーの加工 [バイク]

前回に引き続き、修理を続けたいと思います。

先ずはリヤブレーキキャリパーを取り外します。

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今まで1.6mmを用いていたのですが1.45mmの物がより適しているようなので、再発防止にワッシャーに1.45と記して接着剤を塗布して取り付けます。

キャリパー後方奥側には、ローターと接触時に付いたと思われる擦過痕が痛々しいです。

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撮影角度の関係で画像ではローターが左に寄っているように見えますが、センターはしっかり出ています。

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これは修理と言うよりは機能回復ですがクラッチのマスターシリンダーの交換時、時間的制約からクラッチスイッチの配線を省略して走行していました。

購入前に「クラッチスイッチは…今まで問題無く走れていたから大丈夫ですよね。」と売り主に言った際に何も返答が無かったので、てっきり付いている物と思っていたのですが、実際には付いていませんでした。

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まぁ、ちゃんと確認しない私が悪いので仕方ないなと南〇部品へ行きクラッチスイッチを購入、お値段2,420円と、たかがスイッチなのに結構するなぁ…

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バイク君に取付けようと思ったら付属している筈のネジが無い…ホームページにはネジロック付きのネジが云々…と書いてあったので文面的には付属しているのだと思いますが実際には付いていません。

たかがネジ1本の為だけに電話して取りに行って…なんて面倒なので、ここは名より実を取りホームセンターへ行きネジを購入。

マスターシリンダーに取付け後は配線の整合だけ…と思いきや、ナントスイッチを押す相手がいない…

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はて?レバーはオリジナルのようだが何で?とレバーを外してみると、スイッチを押す部分がカットされています。

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これはもう確信犯ですね、そりゃ~クラッチスイッチの話をした時に黙り込む訳だ、何せレバーだけで5,280円もしますし先のクラッチスイッチも含めれば7,700円掛かりますから、事前告知されていたら「訳アリ品ですか…ん~それなら買うの止めておきます。」ってなりますからね。

何でこう目先の「小さな利益」の為におカネでは買えない信用を安易に手放すのでしょうか、将来的に差引損失になるのは目に見えているのに…やったモン勝ちで相手が何も言わなければ全て容認されているとでも思っているのでしょうかね。

まぁ、この方との次は無いですし信用は既に地に堕ちていますから-1,000が-50,000になろうが、もう関係の無い事です。

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ここでクラッチマスターをノーマルに戻そうかと考えました、このクラッチマスターシリンダーのせいで海外仕様のエアロスクリーンをはじめフルードまみれにされた挙句、スイッチは無いわ、買ったらネジが無いわ、取付けたらレバーがカットされてるわ、お財布は軽くなるわ、二度手間ばかりだわで私的にはもう疫病神級、諸悪の根源です。

立腹した気持ちを抑えつつ頭を冷やしてもう一度考え直し、もう1回ホームセンターへ行ってレバーを押す部分に取付ける当て板を購入してレバーを加工して取付し、それでもダメなら元に戻そうと思います。

今日2回目のホームセンターを訪問し良さげな当て板とネジを購入して来ました、カットして…

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穴開けをして…

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皿ネジを使うのですり鉢状にします。

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レバー側にも穴開けをして…

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タップを立てて雌ネジを作っていきます。

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ネジにはネジロック剤を塗布して取付、この状態でスイッチの動作状況を確認するもスイッチを押し切らずこれではダメ…

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もう1枚追加し仮止めしてチェックしてみます。

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レバーを握る離すでちゃんと抵抗値が変わるようになりました。

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スイッチへの配線を製作します、市販品も有るようですが電線やカプラーは幾らでもストックが有るので自作します。

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こんな感じかな?

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カプラーを接続しギヤを2速に入れてセルボタンを押しても沈黙、クラッチレバーを握ると動作したので、これで完成です。

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これでマトモに使えるようになりました、金具の塗装をしたい所ですが雨が降り出したのでここで終了となりました。

まだまだ修理する所は有りますし電装系の改良や消耗品の交換等とする事が目白押し、今年は海外仕様のエアロスクリーンが入手出来るかや修理費用がどれくらい掛かるのか不明なので長距離ツーリングの予定は今のところ入れていません。

コロナが今のところ感染拡大していないのと今月末まで実施されている二輪車定率割引、今後GoToも計画されている事から遠出は絶好の機会では有るのですが仕方ないですね、それだけノーマルとエアロと違いが大きいと言う裏返しですが、そりゃ~海外仕様のエアロスクリーンはアウトバーンを走る為に作られたモノですから国内仕様の精々100km/h程度の速度しか考えられていないノーマルスクリーンとは明らかに素性が違います。
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