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水と大阪の関係 [日記・コラム・つぶやき]

この世に生を受けてからずっと大阪に居る大阪生まれの大阪育ちですが、住んで居ると余りに身近で意外と知らない一面なんかを見てハッとさせられる事が有ります。

大阪には滋賀県の琵琶湖から名前を変えながら大阪湾まで流れる淀川と言う大きな川が存在し、瀬戸内海とも通じている事から水運で各地から色々な物が運ばれ集まり「天下の台所」として栄えた訳ですが、現代でも夏には水都祭と言うお祭りが有るほど水とは切っても切れない関係に有ります。

又、大阪の水道水は「マズくて飲めたものじゃない。」とか「大阪の水を飲むと水あたりする。」等、散々な言われようでしたが、現在は高度浄水処理されており一時期「ほんまや」と言うペットボトルに詰めた水も販売されていました。(採算が合わなくて止めてしまったそうです。)

導入時には「トイレに流す水まで高度浄水処理する必要が有るのか?」と言われたようですが、導入後は汚名返上出来ましたね。

大きな川なので船で大きい物を運んだりする事は日常茶飯事で、バックのビル群とは対照的に巨大な台船を曳航する風景を良く目にします。

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市内中心部にも水路が沢山有り、阪〇タイガース優勝時に飛び込む道頓堀なんかも有名ですね。

こちらも以前は油膜が張りボウフラも生息出来ず飛び込んでも水死では無く窒息死すると言われ川底は分厚いヘドロに覆われていましたが、今では透明度も有りアユも生息出来るほどになりました。

それらを周る遊覧船なんかも多数出ていますし、通勤・通学に利用される水上バスもラッシュ時は多頻度運行されています。

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そして川と言えば橋、あらゆる所に橋が架けられ川を跨ぐ事が出来ますが、その殆どが橋の前後に急勾配が有るので冬期に降雪が有ると直ぐに閉鎖されてしまいあっと言う間に交通マヒが起こってしまいます。

とは言え、橋を渡らない日は無いくらいで、お気に入りの橋も幾つかあります。

こちらは所謂ハープ橋、まるでハープの弦?のように張られたケーブルがキレイです。

早朝の風景が好きなので、その時に撮影した一コマです。

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雲が下から照らされる風景、これは橋の上からの撮影です。

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そして大阪の中心である大阪駅、玄関口は新幹線の通る新大阪に座を譲っていますが在阪鉄道の多くがここ大阪(梅田)に集結しています。

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続々とビルも建設中、これも随分と背の高いビルになりそうです。

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線路を挟んだ反対側は元々は梅田貨物駅でしたが役目を終え、今は再開発地域となっているのでより多くのビルが建設中です。

こちらは在りし日の梅田貨物駅の様子、手前にコンテナ車が2両居るので分かり辛いですが、連結されているのは全て2軸の有蓋車のワム80000形(通称ワムハチ)と言う編成です。

又、この列車は機関車の送り回送も兼ねており"重連"となっています。

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大阪駅もリニューアルされ地下街も少しずつ変わっており「梅田ンジョン」と言われるほど、地元民からすれば「あっ、ここ変わったんだ。」程度なのですが、数年に一度しか来ない方だと「前来た時と全然違う!」ってなりますよね。

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こちらはディアモール、地下2階ながら吹き抜け構造となっており誕生当初は「地下街なのに携帯電話が圏外にならない。」と話題になりました。

すっかりとクリスマスモード、そして年が明ければお正月、成人式と次々と装いが変わっていきます。

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