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リヤブレーキABS復活計画 その8~ABSユニット内へ整合回路を収納・テスト走行Ⅰ [バイク]

テスト走行と言えどブレッドボードのままと言う訳にはいきませんので基盤へ搭載、この回路はDC5Vで駆動させるのですがバイクに搭載するので12Vからの降圧回路も同時に組み込みます。

このデバイスはドロップアウト電圧(Vo)が1.7V必要なので6.7~30Vの範囲内なら安定して5Vを供給出来ます、バイクは10~17Vあたりを常に変化しているので範囲内です。

詰め込みまくった結果、基盤は27mm×20mmとコンパクトに収まり、車体に取り付けて動作テストします。

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ケースの中に入れて…

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以前製作したバイパス配線からコネクターを奪って接続、電源の横取り配線も製作しました。

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動作テストは問題無いようなので、いよいよ実走テストに移ります。

ところが走り出すとABS警告灯が点滅し出し、遂には点灯しっぱなしになってしまいました。

もう少しテストしたかったのですが、警告灯が点灯となるとABSシステムが停止しているので仕方ないなぁ…

久しぶりに馴染みのバイク屋さんへ立ち寄ってから帰宅。

エラーコードを拾うと2つ有り、「異状信号がリヤセンサーから検出された」と、「センサー回路の導通がない」でした。

「異状信号がリヤセンサーから検出された」については、ノーマルが1周44の凸凹だったものが48の穴になり1周当たり4つ多い事からABSユニットが「リヤが空転している」と判断し警告灯を点滅させたものと思われます。

又、「センサー回路の導通がない」については、終端部に取り付けた抵抗器をしきい値ギリギリのものを入れたのが原因で走り出してバッテリー電圧が上昇し、しきい値そのものが変化した事でフェールセーフに引っ掛かってしまい警告灯が点灯してしまったものと思われます。

残念な結果でしたが、センサーからの信号をABSユニットがちゃんと受け取っているのは収穫かな?

次回はまた対策をしてテスト走行をしたいと思います、このトライ&エラーがカーエレクトロニクスと言うか実走試験の醍醐味ですね、そう簡単には終われないよって感じで…

ただ、これで成功への道のりは少し遠のいたのかなぁ~まぁ、特に急いでいないので何年掛かっても構わないんですが…^^;
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