長距離ツーリング後のメンテナンス＆給油

春の全国ミーティングから無事に帰還して現在のところ発熱や喉の痛み、味覚障害と言った体の不調も無く1週間が経過しました。

一応、潜伏期間が2週間までとなっているようなので、あと1週間は毎朝体温測定をしたいと思います。

今年は梅雨入りが早く、例年なら6月に入ってからで子供の夏休みが始まる頃に梅雨明けとなるのですが、今年は5/16と言う事で梅雨明けも早いのかな？と期待してしまいますが、雨の降り方が極端ですね。

もう降る時は洪水寸前みたいな降り方をするかと思えば、降らない時は干ばつかと思うほど降らなかったり…

今日は朝から良い天気なので、約1,000kmのロングランから帰って来たバイク君、フロントフォークはまだ部品が来ていないので作業出来ませんが、それ以外は出来るので点検していきます。

先ずはドライブチェーン、少しですが伸びているので調整をします。

回転させたのは僅かに1/2回転、ネジピッチが1mmですから0.5mm引いた感じです。

たった0.5mmと思いますが、実際には7～8mmほど遊びが少なくなりました。

バイク君はセンタースタンドを掛けた状態で調整するので、都合上スイングアームは再下限まで下がるので遊び量は30mm程度にしています。

この調整で1G状態にしライダーが乗ると丁度良いくらいの遊びになります、因みにロクに調整していないのに遊びが適正やパツンパツンなんて時はリヤサスが抜けて車高が下がった(スイングアームが上がった)状態になるからです。



規定トルクでリヤアクスルを締めます、余談ですが左側がナットと言うのは珍しいんですよね。

大抵は締め付ける方向が回転方向と同じになるようにして緩み辛くするものですがバイク君の場合、右側がナットだとマフラーが邪魔になってしまうのでこうした設計になっているのです。



割りピンを入れて最後にエンド部のダブルナットを掛けて終了です。



お次はスパークプラグの点検、燃焼状態を目視確認出来る唯一のパーツですから重要度は大きいですね。

シートやサイドカバーを取り外して燃料タンクを移動させて上からアクセスします。



こちらが取り外した所、燃焼状態は良い感じですが、1番が少し違う焼け方をしていますねぇ～



1番と2番のアップ、1番はまるで錆びているかのような色になっていますね、若しかしたら1番だけ同調がズレてるのかな？

又、このスパークプラグは交換してから5000.5km/748日経過しているので交換まではあと2,000kmと言った所ですが、ギャップを0.05mm広げた事で摩耗が進んだのか電極の角の部分が随分と丸くなっています。



取り敢えず清掃、汚れが取れ辛い外周部もきれいになりました、清掃してあげるだけでも火の飛びは良くなると思っています。



同じく1番と2番のアップ、清掃後はそれほど違いが出ているような感じはしないですね。

清掃すると余計に電極の摩耗が目立つので、あと2,000kmと言わず1,000kmくらい交換する方が良いかもしれません。

使えなくはないでしょうけれど、イグナイターやコイルに負担を掛けますから…



最後にテスト走行を兼ねてGSへ、給油量は13.48Lで今回の春の全国ミーティングの燃料消費は

岡崎SA 11.10L 200.4km 18.05km/L
三島市 11.90L 195.2km 16.40km/L
沼津市 10.00L 178.4km 17.84km/L
岡崎SA 11.70L 189.4km 16.18km/L
大阪市 13.48L 211.7km 15.70km/L
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合計　 58.18L 975.1km 平均燃費16.76km/L

と、なりました。



普段は大体17～18km/L台なのですが、(特に帰路は)風がかなり強く吹いていた時が多かったのと海外仕様のエアロスクリーンやトップケース装着で空気抵抗が増大し、又120km/h区間は100km/h区間よりもペースが上がっていましたからその分燃料消費量も多かったのではと推します、最後の岡崎SA～大阪市内は市街地走行と混雑した道路状況が悪化の要因ですね。

同行のメンバーさんの1人は12km/L台と燃料をかなり多く消費していたようで、バイク君の約1.4倍…セッティングやアクセル開度の差なのかなぁ～それを加味しても1.4倍って事は無いような気がするのですが、燃料タンクは22L有るのでそれでも250km以上は走れるので実用上は不便が無いと言った所でしょうか。

バイク君は大体300～350kmあたりを給油の目安にしていますが、マスツーリングの時は皆さんと同じタイミングで給油するのでソロの時より給油回数は多くなっています。