エンジンオイル＆オイルフィルター交換

来月のツーリング、そして再来月の全国ミーティング開催も決まり、1年以上放置状態？だったバイク君も手を入れてあげます。

整備をサボっていたので前回交換から3922.0km/693日と約2年前のオイルが入りっぱなしです。



先ずはオイル交換、今回はオイルフィルターも交換します。

ドレンボルトを緩めてエンジンオイルを排出するのですが、バイク君は社外製の集合管を取り付けている関係上、ドレンボルトへアクセスし辛い状態に有ります。

純正のままだと2-3シリンダー間の隙間からアクセス出来るのですが、この集合管だと横手方向へ微妙にズレている事からソケットが入りません、外すだけなら真横からエンジンと集合管の隙間にスパナを入れれば作業出来るのですが、締め付け時はトルクレンチを用いたいので結局集合管を取り外さなければならず、集合管へ交換してからは毎回取り外すと言う面倒な事をしていました。

ん～何とか集合管を取り外さずドレンボルトの取付・取り外しが出来ないものかと考えた所、超短いソケットなら凸型になるのでエキゾーストパイプをかわせるかも？と、思い工具屋さんで2種類購入して来ました。

左側の物はナットの掛りはやや少なく接続部は六角の12mmとなっており、手持ちの薄肉12mmソケットで回すと言うもの、右側は薄肉17mmでナットへの掛りは左の物より更に少ないものの通常と通り3/8"(9.5mm)のラチェットハンドルで回す事が出来ます。



作業は後ろの固定ボルトを取り外してマフラーの後方を下げてから行います、そして分かったのですが、いずれも途中までは緩める事が出来ますがそこからはソケットがエキゾーストパイプに接触して動かなくなってしまいます。

これは緩める事によってドレンボルトが下に下がってくるからですが、ソケットを取り外せるクリアランスを残した状態でソケットを避難させ、そこからは手で回す事が出来たので集合管を取り付けたままエンジンオイルを抜き取る事が出来ました。



一番右が使用済みのクラッシュワッシャー、中央の新品と比較するとしっかりと潰れて少し大きくなっていますね。



ドレンボルトが外せたので次はオイルフィルターを交換します。

こちらも5579.3km/973日と期間については大オーバーです。



バイク君は中のフィルターだけを交換するタイプです、車みたいに金属のケース毎では無いので少し面倒です。



Oリングを2箇所を外して各パーツを洗浄したところ、いい加減な整備をしている個体はワッシャーとスプリングが無かったり順番が逆になっていたりするものが有ります。



オイルフィルターは常に買い置きしてある南海部品製、替えのOリングも付属しているので便利です。



あとはフィルターを取り付けて規定量のエンジンオイルを入れてエンジン始動後にレベルチェック、漏れ等もなくこれでまた3,000kmは走れますね。