体重が軽いと重いオートバイに乗れない？

以前から「体が小さい(体重が軽い)から重い(大きい)オートバイに乗るのはムリ。」なんて話を良く聞きました。

過去、標準体重を楽々超えていたので大きく重いオートバイでも苦にならず、「へぇ～そんなモンかねぇ～」なんて思っていました。

ところが過労で倒れ3度の入院と2回の手術、その後の厳しい食事制限も加わり体力と筋肉が激減、随分と軽くなってしまい当然の如くオートバイは重く感じるようになりました。

バイク君の重量は274kgと決して軽いとは言えませんが、乗るのがムリとは感じていません。

なので私的には体重が軽いと重いオートバイに乗れない？と問われると「否」と言う回答になります。

ただフルパニア状態にすると重量は300kgを超え重心も異様に高く後方に移るのでセンタースタンドも掛けるのが大仕事…しかもセンタースタンドを払う時はもっと力が要るのでセンタースタンドを掛けたのは良いものの反動を付けてもナカナカ払えないと言う事態になったりします。

良くあるのが給油の時、(基本セルフしか行かないので)安全と少しでも多く給油したいと言う理由でセンタースタンドを掛けるのですが、燃料満タンにすると余計に重くなるんですよね。

しかも給油する時って結構疲れが出ている事が多いですから、さぁ出発しようとセンタースタンドを払おうとしてもナカナカ払えなかったりスタンドが外れた瞬間バランスを崩しそうになったりとヒヤっとする事も…^^;

ただそれもパニアさえ付けなければそんな問題も無いので実使用では問題有りません、なので「否」と言いつつ限度は有りますね、感覚的に体重の5倍を超えると難易度が上がる感じがします。

現在は最も軽かった時と比べて6kgも重くなりましたので、オートバイを動かすのも以前ほど苦労しなくなりました。

ただ間違いなく脂肪だけで重くなっているので、以前より寒さを耐えられるようになってはいるものの動きが鈍くなり体を動かすのが億劫に感じるようになりましたが…^^;

でも重いから買い替えたいとか乗るのがムリって思った事は一度も無いんですよね、重いと言えば確かに重いです、そりゃ～オーバー1Lのエンジンを積んでいてそれも四半世紀以上前に造られたバイクですから…

しかし何時かは乗れなくなる時が来るんでしょうね、加齢による身体能力や反射神経の低下なんかで…

それでも「乗りたいバイクを乗りたい時代に乗れる。」と言うのは何事にも代えがたい至福の時だと思いますし、車も同じ事が言えると思います。