キャブレターのデリバリーパイプＯリング交換

今日は七夕、午前中にセミの鳴く声が聞こえて来ていよいよ本格的な夏が近づいているのを実感します。

今年になってエンジンを止めるとガソリン臭がするようになって来たのですが、先日の兵庫県ツーリングから戻って来た時に一段とガソリン臭がするようになりました。

原因はキャブレター同士を繋ぐデリバリーパイプのＯリング、当然4つのキャブレターをバラバラにしなければなりません。

まずはキャブレターを取り外します、由緒正しい純正キャブレターです。



序にMJも交換、高回転域は(ヘタクソなので)滅多に使う事が無いのですが燃焼温度が高めのようなので#5上げておきます。

これから夏なので#2程度でも良さそうですが手持ちのないので…^^;



4気筒なのでキャブレターを1つ1つバラしていきます。



記録簿を見るとキャブレターＯリングを交換したのは2011.9.23と約8年前で走行距離も40706.1km、そりゃもうダメでしょう～って感じですね。^^;

ここが一番のキモ、燃料が1,2と3,4へと導くT字パイプとキャブレター同士を繋ぐI字パイプです。



左が新品で右が取り外し品、耐ガソリン性のゴムですがそれでも長年の使用と熱で膨張しています。



新品のＯリングへせっせと交換していきます。



キャブレターを車体へと戻します。



キャブレターの連結を解いたので同調作業が必要です、計測すると見事にバラバラ…



こんなモンかな？



エンジン停止後のガソリン臭もしなくなって快適、8年は持つようなので次回は2027年かな？ ^^;