ミニバイクのエンジンOH その2~ベアリング取外し [ミニバイク]
朝起きるとやはり雨…しかし季節の変わり目やツーリングへ行けなかった事による落胆も有ってか仕事による疲れが結構来ていて朝食とゴミ捨てを済ませて休日の特権?である二度寝を敢行、目が覚めるとお昼前…^^;
ツーリングへ行けなくなったのは残念ですが、代わりに先日の作業の続きをする事にします。
大きいバイクの時とは違い、ミニバイクのエンジンは両手で持ちあがりますからベランダで作業するのも苦になりません。
カセットコンロの上に金属板をセット、弱火で徐々に暖めます。
先のステンレス同様、膨張率の違いを利用します、熱すれば熱するほどその差が大きくなりますので外れ易くなります。
ベアリングを下にして熱膨張だけで自然にベアリングが落下すると言う方法も有りますが、ヒーターボックス等ちゃんとした設備で行っていませんから必要以上に温度を上昇させたくないと言う側面も有ります。
ケースを暖めて緩くしてからプーラーでペアリングを外していきます、常温でも抜けなくは有りませんがケースへのダメージは最小限にしておきたいですから…
万遍なく暖めないと歪んでケースが使い物にならなくなってしまいますから時々裏返して均一に暖めます、トーチで炙るなんてもってのほか、形だけきれいに組みあがっていてもコンマ01mmオーダーでは相当狂う事になるでしょう、このあたりもレース屋クオリティーですね。
これは左側、プーラーを掛けて外そうとした時にスパナが外れてクランクケースに傷が入ってしまいましたが回転部分に影響の有る部分では無いのと他の部分への損傷も有りませんでした。
こちらが右側、左右どちらも殆どのベアリングの動きが悪くなっていました。
明日は夕方頃に雨が有るようなので、時間が有れば続きをしようと思います。
2014-11-01 22:48
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