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ナビ用アンプ(2代目)の製作 [バイク]

カーナビ(NV-U37)の音量が不足していると言う事で、最初はお気に入りのLM386を2つ使ったナビ用アンプを作りましたがノイズに弱く、拾ったノイズごと増幅してしまい聞きづらかったのと「もっと小さくしたい」と思い2代目を作る事にしました。

まず小型化が一番の目的なのでデュアルオペアンプ1つを使用する方法とし、選んだのはJRCのNJM2114DD(2114Dの低ノイズ選別品)、コスパが高く高音質狙いで作ります。

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順調に組立してDC9Vを印加、しかしここ暫くは単電源ばかりだったので、やらかしてしまいました。

テスターで電圧チェックしようとした所で何やら焼ける臭いが…慌てて電源を止めたのですが、2114はチンチンに熱くなっています。

回路を確認するとV+とV-とを勘違いして-4.5Vと+4.5Vを逆に接続、しかも配線まで勘違いしてAチャンネルの+側に-4.5Vをモロに掛けてしまいました。(アホです^^;)

回路修正してもV-は-1.75Vまでしか下がらず音が大きくなるどころか逆に小さくなってしまい、2114君は電源投入後数秒間と言う短い人生を終え天に召されてしまいました。(チーン)

しかし2114は在庫はしておりこれと交換、この時ばかりはいつも使っているICソケットの有難みを実感しました。

ちなみに左に置いてあるのは天に召されてしまった2114君です。

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この回路は±4.5Vで動作しますが抵抗で分圧しているだけなので入力電圧が変わると困ります、しかしバイクは12V前後でしかも不安定ですから9V安定化を組みます。

ここで組み込むケースを選択、せっかく作ってもケースに入らなくては意味が有りませんのでギリギリ入るよう部品の配置を考えて出来るだけ小さなものを選びます。

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そして安定化の回路を組んで完成、ちゃんとケースにも入りました。

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並べてみると初代との大きさの差は一目瞭然ですね。

P1190535.jpg

そして動作試験、消費電流は約10mAです。

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基盤の裏面はいつものセメダインXで固定します、振動が多い乗り物ですからしっかりと対策をしておきたい所ですね、ケースに配線が通る穴を開けて完成です。

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バイクへ搭載したい所ですが時間切れで今日はここまで、また次の休みの日に取り付けたいと思います。


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