シートの張替えを依頼

先日のツーリングで追い越しを掛けて来たバイクと接触しシート表皮が破れスポンジが割れてしまいシートは室内保管していましたが、そのままにしておく訳もいかず、このままでは水に濡れて傷んでしまうのでシートの張替えへ出す事にしました。

今のシートには全く不満もなく、ツアラーらしくクッションも分厚くてロングランもこなしてくれるのでそのままシート表皮の張替えだけをしてもらおうと思ってインターネットでショップを探していたら、ゲルザブ取付…と言う言葉があちこちに出てきました。

ゲルザブ？なにそれ？おいしいの？って感じで調べてみるとプ○トが出している特殊なシートとゲル状ものを使った座布団と言う事で商品名が「ゲルザブ」と言う事でした。(知らなかった…^^;)

外から付けるタイプとシート表皮の中に組み込みタイプと2種類、お尻に掛る重量を均一に分散して痛くならないようにするもので長距離ツーリングにはもってこいとか…なるほど全国ミーティングでシートに何か付いていたのはこれか…みんな良く知ってるよなぁ～てっきりメッシュになっててお尻が蒸れないとかの奴かなと勝手に思っていました。

まずは口コミなんかを見て良さげなショップ数箇所に見積や可能なところは表皮のサンプルの取り寄せ。

そしてお願いするショップですが、色々と有る中で2つのお店に絞ってお話を進める事にしました。

その中で「ノーマルと同じように1枚もので張ろうとすると引っ張って表皮が薄くなるか、アンコ(中のスポンジの事)が変形してしまう。」と言うものでした。

縫い目部が有るとその部分から浸水する可能性が有るので、ショップさんの方もアンコをビニールで包んで縫い目の裏に樹脂を塗りますとしながらも「ノーマルよりは防水性は劣ります。」との事。

え゛～ノーマルのようにするのは意外と簡単じゃないんだ…(のちにサンプルを取り寄せて分かったのですが光にかざすと光が漏れてくるのと樹脂と言っても縫い目の上からセメダインのようなものを一塗りしてあるだけなので、シート内への水の侵入は縫い目が有る以上、完全には防げないようです。)

でも色とか付いてハデハデなのは嫌だし、この際張替えは諦めて新しいシートを買うか…今ならまだ部品在庫有るうえ新品になるし…でも出来れば安く済む修理でいきたいし、かと言って縫い目が出るのは嫌だなぁ…と思っていた時に、あるショップさんから「伸縮性のある生地なら1枚もので張れなくはないです、防水性もノーマルと同じですから長く使えますよ。」と快諾して頂き、打診していたショップさんにお断りを入れてこのショップさんへお願いする事にしました。

もう古いバイクですから付け焼き刃的な修理はしたくないんですよね、確かに安い所なら4ケタで張替えしてくれる所なんかもありますけれど、水が浸入してアンコが損傷したら元に戻すのに多額の費用が掛る事になってしまいますし元の形も分からなくなってしまいますから長い目で見ると最初からしっかりと修理してくれる方へお願いした方が結果的に良いように思います。

今朝ショップさんへシートを送り出しました、戻ってくるまでは大きいバイクに乗るのはお預けですが、右腕が治らない事にはツーリングもお預け、体の方も早く治って欲しいものです。