先日、関八州見晴台へ行った際にお会いした方から色々とお話をさせて頂いた際に「天覧山や多峯主山はメジャーたけど西側に有る柏木山はメジャーではないけれど山頂からの景色は(工業団地は残念だけれど)良いですよ。」と教えて頂いていました。

その方が西新宿にお住まいだった折、その地が昔は柏木と呼称されていた事やハイキングで道を間違った際に出て来た一般道に有ったバス停が柏木だったりと何かと「柏木」にご縁が有ったそうです。

それじゃぁ秋になったら…と思ったのですが、調べてみると標高は303mと低山であり駅から登山口まで一般道で行けるようで車も駐車出来るようになっているようです。

(忘れないうちにと言うのも有りますが)「天覧山みたいにスニーカーで行けるなら…」と軽い気持ちで、途中でダメそうなら引き返すつもりで取り敢えずは行ってみる事にしました。

低山だからナメていると言う訳では有りませんが、恰好は買い物へ行くようなスタイルでトップスはTシャツに薄手の長袖パーカー、ボトムスはいつものジーンズと全くハイキングには向かない服装で登山靴ではなくトレッキングシューズ風のものを履いて出発です。

ジーンズは厚手なのでそのままバイクにも乗れるし整備等で膝を付く姿勢になる事が多く多少汚れても気にならないので好んで履いていますが、反面汗を吸ってさらに重くなり足の動きが阻害されたり吸った汗がナカナカ乾かない等のデメリットも有ります。

ただバイク乗車中の転倒や坂道から転げ落ちても厚手の生地のお蔭で傷口に砂等が入り辛く軽い擦過傷で済み治りも早いと言うメリットは見逃せません。

西武鉄道 池袋線の飯能駅で下車して入間川沿いに西進、途中に八耳堂と言うお寺さんに公衆トイレが有ったので休憩も兼ねて利用しました。



暫くすると左側へ鋭角に曲がる交差点にやって来ました。



すると来た方向とは逆に登る登山口が有りスイッチバック、茜台自然広場から登るハイキングコースのようです。



途中、シダの道コースとフェンスコースに分かれていたのですが、案内板を見ると明らかにフェンスコースの方が近道だったのでフェンスコースを選択。



途中、標高262mの所に富士見の丘と言うのが有りましたが…



残念ながら富士山を見る事は出来ませんでした、流石にこの季節になると眺望を期待してはいけませんね。



そして標高303mの山頂へ到着です。



山頂はこんな感じ、平坦で開けていて寛ぐ椅子なんかも有って10分くらいボーッと景色を眺めていました。



先ほどの看板の裏にはタカドッケ山と記されています、柏木山のまたの名がタカドッケ山なんだそうです。



訪問ノートが有ったので書いておきました、アコモの前に記された方は前日だったのでこの日はアコモが最初に記入したようです。



石碑も立っていました、こう言うのって地味に嬉しいですね「登ったどー」って感じで…^^;



眺望は開けているのでとてもキレイでした、山に登る醍醐味はやはりこのご褒美が有るからでしょうね。

車やバイクで登るのも良いですが、自らの足でしか行けない(見られない)景色はとても価値が有るように思います。



下りは足を滑らさないよう慎重に降りて行きます、一般道へ出て無事に駅まで辿り着きました。

飯能駅のコンコースには七夕が近いので願い事の書かれた短冊が沢山吊るされていました、こう言うのを見ると季節が移り変わっていくのを感じますね。



今回はハイキングのアプリを起動し忘れたのでデータは無し、でも眺望が良かったのでまた行ってみたいと思いました。