世間は今日からお盆休みと言う所が多いようで、今朝のニュースを見ていると早くも各高速道路が大渋滞と報じられていました。(画像はANNニュースから拝借)



今年もお盆休みは半日を除いて無いので長距離ツーリングへは行けませんが、それでも3連休と言う事で色々溜まっている事をこなしていこうと思います。

アコモの車は成人式をとうに迎えている古~い車、今の車ならOBDⅡと言う国際規格で作られているのでメーカーに関係なくOBDⅡでさえ有ればそれに対応した診断器が安く販売されいるので楽チンなのですが、この車はConsult(コンサルト)と言う日産独自規格で今のOBDの前身のようなもの。

当時としては最新のシステムでしたが、PCのDOS/V導入前のように日産のチェッカーは日産にしか使えない訳でディーラーさんしか買わないような非常に高価な診断器でとてもエンドユーザーには手が出ません。

しかし時代が移り変わりPCと接続して同機能を持たせる事が出来るようになり、接続もRS-232CからUSBへと進化していきました。

これが今やネットオークションだと3,000円チョイで買えるのですから良い時代になりました、と喜んでいるのも束の間届いたのは毎度お馴染みの中国郵便、箱に入っているものの箱自体がボロボロで入っていたCD-Rはこんな状態に…T_T



裏を見ると辛うじて書き込みされている部分からは外れているような感じですが、実際にインストールしてみるとちゃんと動かなかったりします。



動作環境は、
OS Windows98SE以上
CPU Pentium 233MHz以上
RAM 32MB以上
USBポートが必要

アコモの手持ちだと最適なのが有ります、それはこれ。



EPSON Na01mini
Atom N270(1.8GHz)、RAM 2GB、WindowsXP(SP3)

元々Windows10Pro(32bit版)を入れていたのですが、ライセンス温存の為にXPへ戻しました。

ウイルスバスターも新しいノートPCへ移したので、事実上インターネットに接続不可と言う条件の下でしか使えない機器となっていますが、車のECUと接続するだけならインターネットは要らないですから丁度良いです。

まずは起動させて…



ソフトウェアは付属のCD-Rのものが使えなかったのでインターネットで探しSDカード経由でインストール。



接続カプラーは運転席の足元、ボンネットフードオープナーの隣に設置されています。

ちなみに下から上を見上げた格好で画面左が右側と言う事になります。



こんな感じで接続します。



エンジンを始動させるとちゃんと表示されました。



序に現役ノートPCであるLet'sNote CF-RZ4にもインストールして動作チェック、こちらも問題無いようです。



あとエラーコードの確認をしましたが、現在のところ履歴を含めエラーは出ていないようです。



バイク君はその殆どが機械制御で点火タイミングのみイグナイターに記録されている点火マップで制御され、あとはキャブレターやリレーと言った論理回路となっているのでエンドユーザーでも修理出来るのですが、車は電子制御が進んでいるのでこのような診断機が無いとお手上げなんですよね。

そろそろヤバそうなのがO2センサー、今のところはちゃんと動いていそうですが壊れると燃費がガタ落ちになったりするので要注意です。