前回、飯能アルプスを踏破して次の目標を武甲山としましたが、いきなり1,000m超えと言うのもどうかと思い同じく飯能市に有る棒ノ折山(棒ノ嶺)へ行く事にしました。

東京都青梅市と跨るこの山は沢登りや鎖場等バリエーション豊富との事です。

先ずは西武鉄道 池袋線の飯能駅まで向かい、そこから国際興業バスの飯01系統 6:55発 湯の沢行きに乗車します。

何せ田舎のバスだから停留所を越える度に値段がポンポン上がります、20kmにも満たない距離なのにお値段670円とナカナカ良い値段します。

7:34に河又名栗湖入口に到着、バスを降りると少し肌寒くフリースを着こもうかとも思いましたがこれから体を動かすので温まるだろうとそのまま出発です。

暫く進むと公衆トイレが有り、そこに案内板が出ていました。

今回はこの「水源のみち」と言うコースそのものです。



有間ダムの石碑が見えて来ました、このダムにより生まれたのが名栗湖です。



ダムの上を行く道からはキレイな景色、この時は風も無く水鏡になっていました。





登山口からいよいよハイキングのスタートです、最初は沢登りで各所に看板やリボンが巻き付けて有り沢を右往左往しながら標高を上げて行きます。

そしてここからは手を使わないと登る事が出来ません、ザックから軍手を出して鎖場に挑みます。



軽く45°は有りそうな急坂ですが写真の撮り方次第で幾らでも強調出来る…なんて事有りません、水の流れるのが90°ですから、もう鎖を掴まないと登れないです。



幾つもの小さな滝が流れる白孔雀の滝、この角度から見ると下の2つが足に見えて来ますね。



難読地名に入る権次入峠、読みは「ゴンジリ峠」、ここに来るまで心臓が爆発するかと思うほどの急坂が続きます。



そして標高969mの棒ノ折山(棒ノ嶺)の山頂へ到着です、これで今までの伊豆ヶ岳 851mを抜いて自己記録更新です。



眺望が良いとの話だったので期待していたのですが木々が覆い茂っていたのであまりキレイに見る事は出来ませんでした。



山頂を満喫して帰り道…下山します、山の事故は圧倒的に下山時が多く気を付けて降りなければなりません。

岩茸石の脇を通って石の裏側に進み、途中に景色の良い所にベンチが置いてありました、ん~気持ちいい!



時計は10:52、朝早かったのとハイキングで運動しているのでおなかがグゥグゥ鳴っています。

ここでいつも山に行く時に持ち歩いている行動食と飲料水、行動食はようかん一択で小さいのに180kcalも補給出来るうえほぼ糖分なので吸収も早いです。

ちなみに100円ショップでも同じ物が売っていて2つで100円です、食べ切りサイズで個包装になっているのもポイント高くどこにも収納出来るのも良いですね。

飲料水はいろはすとグリーンダカラを愛用、グリーンダカラは凍らせる事が出来る容器なので暑い季節はカチコチに凍らせて持って行けば山で飲む頃には良い具合に溶けてくれていますし、今の時期だと朝起きて冷凍庫に入れて出発時に持って行けば丁度良いです。

いろはすとグリーンダカラを交互に飲んでいる感じで初夏だと下山するまでに両方とも空になります。



下山し終えてバス停に向かうとつい先ほどバスが出てしまったようで59分待ち、平日は1時間に1本しか無いので仕方ないですね。



出発時にも立ち寄った公衆トイレに戻り、横に休憩用のベンチが設置されていたのでここで時間潰し、スマートフォンを触っているとまたもおなかがグゥグゥ…

時計を見ると11:55、この日2つ目のようかんを頂きます。

因みにようかんはいつも2~3つ持って行きます、富士山の時は6つ持って行きましたが普段は2~3つで十分かな?

ホントは山頂でキレイな景色を見ながらカップラーメンとか食べたいけれど、食べると動きが鈍くなるし胃が揺さぶられて気分が悪くなる可能性も有るので食の楽しみは下山後にしています。



余談ですがアコモは乾燥肌なのでもうこれくらいの季節になると手が荒れて来てハンドクリームが手放せなくなります、炊事では極力お湯は使わないようにしているのですが毎日のように赤ギレが発生して医療用接着剤で塞いではまた別の所がパックリ割れてと言う具合にいたちごっこ状態です。

そして12:51発のバスに乗って飯能駅、乗り換えて無事に帰還しました。

今回もハイキングのアプリを起動しておいたのですが、GPSが拾えない所が多いのかアプリの調子が悪いのか休憩場所しかプロットされておらず実際の距離と乖離する結果となりました。(原因不明)



気になる筋肉痛は全く無し、少しはたくましくなって来ているのかな?

ハイキングも行けてあと1回が限度かな?秋は日没が早いので「秋の日は釣瓶落とし」なんて言われていますから…