そろそろ車検に向けての準備をしようとボンネットを開けてチェックしていると…

あれっ!?クラッチのフルードが真っ黒…



車用の点検記録簿を見ると、ブレーキフルードは2017.11.1/132,554km時に交換していたのですが、クラッチフルードはぬわんと無交換!

これは流石にマズイよなぁ~と、ジャッキを掛けてウマを噛ませて、クラッチレリーズにアクセスします。

ブリーダーに8mmのメガネとチューブを取り付けて…



クラッチフルードと言ってもブレーキと同じなのでブレーキフルードを用います、使用するのはいつもメンバーさんから頂くカストロールのDOT4です。

バイク君はABS系統が有るので系統当たり車並みに消費しますので、幾ら有っても困りません。



まずはフロントフォークの油面調整に使っているシリンジでリザーバータンク内のフルードを抜き取ります、汚れに汚れてお茶みたいな色になっています。



全部抜いたらきれいな不織布で拭きあげて…



新しいフルードを入れ、ブリーダーを緩めて作業開始です。

ちなみにミッション左側下が先日苦戦したドレンプラグ、上の赤い液体ガスケットの部分がフィラープラグです。



排出されるフルードの色がきれいになったらブリーダーを締め、リザーバータンクのMAXまでフルードを補充します。

クラッチのラインはブレーキと違ってABS等の補機が途中に無く、ただマスターシリンダーとクラッチレリーズとが繋がっているだけなので簡単です。



ブリーダーがちゃんと締まっているかを確認してパーツクリーナーでフルードを拭きあげて、ウマとジャッキを外してリザーバータンクの蓋を閉めて終了です。



抜き取ったフルードは色が汚い…もちろん廃液はオイル回収箱に吸わせ内部を洗浄しておきます。



作業終了後ちゃんとクラッチが切れるのかをテスト、問題無いようです。

こんな作業でもショップに出すと数千円は掛かりますし、日曜日とかだと待ち時間も相当なもの。

車の車検が近いと言うのも有りますがバイクの方にあまり手が掛からなくなって来ているので、ここ最近は車弄りがメインになっている気がしなくもないですが、ぢつは棚上げしているだけでバイク君の整備もしなきゃいけないんですよね。

部品待ち(正確には軍資金待ち)なので、部品が手元に来てからの作業になりそうです。